英会話学習のやり方Topへ

 >  英語学習についての情報
 >  外国人力士はなぜ日本語がうまいのか―あなたに役立つ「ことば習得」のコツ

外国人力士はなぜ日本語がうまいのか―あなたに役立つ「ことば習得」のコツ

外国人力士はなぜ日本語がうまいのか―あなたに役立つ「ことば習得」のコツ

宮崎 里司

外国人力士はなぜ日本語がうまいのか―あなたに役立つ「ことば習得」のコツ

定価: ¥ 1,365

販売価格:

人気ランキング: 245025位

おすすめ度:

発売日: 2001-03

発売元: 日本語学研究所

発送可能時期:


武蔵丸、旭天鵬、旭鷲山、朝青龍―― 日本で活躍する外国人力士を思い浮かべてみると、だれもがやや訥弁(とつべん)ながら、日本語をそつなく使いこなしていることに気づく。とりわけ、モンゴル出身の旭天鵬の日本語は、標準語と関西弁を使い分けることができるほどに流暢(りゅうちょう)だ。どうして、来日した相撲力士は日本語が堪能になるのか。多角的な取材とインタビューによって、その秘密に迫ったのが本書だ。 力士の日本語上達にはいくつかの要因が絡み合っているようだ。まずは、その強い動機づけ。インタビューの中で朝青龍は、いつまでたっても日本語が話せるようにならないプロ野球の助っ人外国人との違いを「ハングリー精神」だと断言する。確かに弟子の立場から出世していかなければならない外国人力士には通訳など望みようもない。 相撲部屋を中心とした生活環境も重要な意味をもつ。特に、力士の生活すべての面倒を見る「おかみさん」は格好の日本語教師の役割を果たす。相撲部屋が居を構える下町の人々やタニマチとのつきあいも、日本語鍛錬の場だ。また、力士たちは一様にカラオケ好きで、演歌からJポップスまで丸暗記して歌う。漢字はなんと、番付表で覚えるというから驚きだ。 著者は、自分の失敗だらけの英語学習体験と照らし合わせながら、外国人力士たちの24時間日本語漬けの生活が言語習得にいかに有効かを解き明かす。力士たちの多くは、日本語を一言も知らずに来日する。辞書もろくにひかないが、それでも日本語を覚えてしまうのだ。こうした自然体の言語習得法に、日本の語学学習を見直すヒントが隠されていそうだ。(成重 寿)


何のために語学を勉強するのか
 強い学習動機、これが短期間に語学が身に付く決め手だという。外国人力士は日本語を学びに来たのではない。日本で相撲をとり故郷の家族に家を建ててやる、ハングリー精神で日本に来ている。日本語は目的ではなく手段として必然的に身につけざるをえないのである。
 それに引き替え私はなぜ外国語が上達しないか?英語が使えないと生活や仕事に支障が生じるという環境にないからだと思う。
 であれば、そういう環境を自ら作り出せというのが著者の主張である。
 外国人力士という実践者を通じて、そんなことを教えてもらった。最後まで一気に読めた本だった。

日本語教師にも英語学習者にもオススメ
私は現職の日本語教師であり、第二言語習得を研究している大学院生であり、さらに伸び悩む英語学習者でもありますが、どの視点で読んでも得るものが多い一冊でした。特に、おかみさんへのインタビューは日本語教師必読です。語学教師としての原点に戻らされましたし、感動もさせられました。また、第二言語習得の分野の専門用語も分かりやすく説明されているので、単なる「楽しい読み物」に終っていないと思います。この分野の勉強を始めたばかりの方にとっては、専門書でピンと来なかったことが、この本を読むことで肌で感じられるのではないでしょうか。専門書からは得られない「生の現実」が、この本にはあると思います。そして最後に、伸び悩む英語学習者として一言。本当に、勇気づけられる一冊でした!。

二度おいしい本!
角界で頑張る外国人力士の奮闘が手にとるように分かり、どんどん読み進めることができまた。また、言語習得について分かりやすく紹介してあります。自分が外国語を学ぶ時に、これはいいアドバイスになります。 楽しみながら、知識も身に付けることのできる「2度おいしい本」です。ぜひおすすめします。

ブックマークに追加する

関連エントリー

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://uranutes.net/mt/mt-tb.cgi/24147

英会話学習のやり方Top >  英語学習についての情報 >  外国人力士はなぜ日本語がうまいのか―あなたに役立つ「ことば習得」のコツ



Google


▼ カテゴリー

▼ 関連サイト

▼ RSS

人気ブログランキングへ

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

track feed

My Yahoo!に追加

Add to Google

  • seo
Supported by 楽天ウェブサービス