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映画の英語がわかる本 (小学館文庫)

映画の英語がわかる本 (小学館文庫)

斎藤 兼司

映画の英語がわかる本 (小学館文庫)

定価: ¥ 500

販売価格: ¥ 500

人気ランキング: 94328位

おすすめ度:

発売日: 2004-09

発売元: 小学館

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



茨の道です
 映画が大好きで年間100作以上観る私であるが、どうしても字幕にたよってしまう私がいる。これだけ映画を観ているのだから、洋画を観ている間だけでもヒヤリングの練習になれば飛躍的に英語の実力が増すはず。という軽い気持ちで買ったのがこの本である。
結果。半分まで読んで『映画の英語がわかる』には私は10年早い、と思った。ここに書かれてあるのは正論です。ネイティブの話す英語がわかるようになるには、まさにボキャブリーにしても聞き取り力にしても、まさにネイティブと同じくらいの実力を持たなくてはならない。すなわちその道は『映画の英語がわかる』道ではなく、『100%英語がわかる』道である。当然茨の道です。いつかはこのような勉強をしてみたいものだ。ここには金をかけないで英語教材を作る方法をたくさん紹介している。その方法は英語だけではなく、韓国語でも使えるだろう。そう言う意味では参考になった。

お買い得です!
著者は、「努力しないと絶対上達しない」派の先生で、従ってこの本も少々スパルタな内容である。人気の高いトレーニング本としては例えば「ぜったい音読」シリーズや、「眠った英語を呼び覚ます」などが挙げられるが、この本の違いは、CD教材等がついておらず、教材も「インターネット等利用して学習者自ら用意する」ことが求められている点である。ちなみにこの本を買った人は、著者にメールでアクセスすれば、「厳選おすすめ無料英語学習サイト50集」のファイルを送付してくれるという特典付き。この特典は私もゲットしたが、どちらがおまけかわからないくらい(というと本のほうに失礼だが)内容は充実しており、個人的には本とあわせて定価の何倍もの価値があると思っている。「値段が内容に比較して安すぎてもったいない」という趣旨のレビューを拝見したが、ある意味私も同感である。この本を買ったが、教材の集め方が判らないという人は、まずこの「特典」をゲットすることをお勧めする。学習の進め方としては、(1)単語レベルで英語のまま理解する(2)文章レベルで英語のまま理解する(3)多聴→精聴トレーニング (4)リーディングという順序で、1年計画で「映画が字幕なしで理解できる」ことを目指している。(1)(2)のトレーニングはネイティブの子供向け英英辞典(何点か推薦されている)を利用して行うことになっているが、英英辞典だけでは難しい方には有名な「100 Vocabulary Words Kids Need to Know」シリーズ等のボキャブラリーワークを併用するのも良いであろう。逆に、ある程度(1)(2)の段階の基礎が出来ている人は、(3)(4)のトレーニングを先行させても良いと思う。この本の本当の価値は、実践してみないとわからないが、値段と前述の「特典」を考えると間違いなく「買い」である。

この本代と映画鑑賞だけで英語がわかるというわけでもない
映画は英語教材の1つである事は間違いない。けれど、本書を読んだ見解として映画鑑賞だけでネイテイブでない外国人が英語が楽しめるようになる事はレビュアーの経験と重ねあわせても極めて難しい。レビュアーは米国に3年滞在したが、英語で映画が楽しめるまでは至らなかった。年数がたっても、加速的にわかるようにはならない事は永住組の方々の暮しにもその傾向を感じた。英語はコミュニケーションである。生活のベースとなるコミュニケーションに不自由しなくなった時点で語学力向上は停滞する。なぜなら、生活に困らなくなるからである。本題にもどって映画を英語の教材とするときの注意点を補足したい。アクション映画系はセリフが速いし、スラングが多くわかりにくい。一方、言葉がわからなくても映像だけでストリーがわかる。ヒアリング力をつけるにはCNNのニュースや古くからあるリンカーンの演説のような弁論のような正確な文法の、ものをお薦めする。あとはそれをひたすらディクテーションするなり、暗記するなり、自分で本人になりきって語り、テープに録音してみるのがよいだろう。RとL、HとFの発音の舌使いの違いはまだまだ先で構わない。さて貴方は英会話力を向上させたいのだろうか? それとも吹き替え、字幕スーパーなしの洋画を楽しみたい? どちらですか。

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